
シリーズ: シリーズ〈多変量データの統計科学〉 6
経時データ解析の数理

A5/224ページ/2009年04月15日
ISBN978-4-254-12806-2 C3341
定価4,180円(本体3,800円+税)
藤越康祝 著
教科・科目 : 統計

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臨床試験データや成長データなどの経時データ(repeated measures data)を解析する各種モデルとその推測理論を詳説。〔内容〕概論/線形回帰/混合効果分散分析/多重比較/成長曲線/ランダム係数/線形混合/離散経時/付録/他
編集部から 経時データ(repeated measures data)は,各個体について経時的ないし異なる条件下において,繰り返し測定を行うことで得られたデータである.こうしたデータは臨床試験データや成長データなど数多くみられ,時間経過を考慮しながら各個体(群)の変化を記述・比較・予測することが分析の主題となる.本書では経時データ解析に用いられる各種モデルを取り上げて推測理論を中心に解説するとともに,それぞれモデル選択基準(AIC,CAIC)を与えてモデルの適切さを検討する.分析例として,下顎枝の成長データ,降圧薬投与後の血漿中薬物濃度,学業成績の比較などを取り上げる.
目次
1. 経時データとモデル |