
分子性物質の物理 ―物性物理の新潮流―

A5/212ページ/2015年10月25日
ISBN978-4-254-13119-2 C3042
定価3,850円(本体3,500円+税)
鹿野田一司 ・宇治進也 編著

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分子性物質をめぐる物性研究の基礎から注目テーマまで解説。〔内容〕分子性結晶とは/電子相関と金属絶縁体転移/スピン液体/磁場誘起超伝導/電界誘起相転移/質量のないディラック電子/電子型誘電体/光誘起相転移と超高速光応答
編集部から現代の物性物理学におけるフロンティアである分子性物質に関する物性研究のなかでも,とくに注目度の高いテーマを取り上げて解説する.第1章で分子性物質の基礎的な特徴をまとめ,以降の各章はそれぞれの研究領域の包括的なテキストとして独立に読める構成.読者は関心のあるテーマからアプローチし,関連領域へ読み進めることができる.分子を中間構造体として構成される分子性物質は,構造的な配列の多様性,軌道の設計可能性,屈曲などの構造可変性といった自由度をもち,無限の可能性を秘めている.固体物理学や新物質科学を志す大学生・大学院生にとって,現代的な物性研究の足場となる知見を提供する最良のテキスト.〔内容〕分子性物質とは/電子相関と金属-絶縁体転移/スピン液体/磁場誘起超伝導/電界誘起相転移/質量のないディラック電子/電子型誘電体/光誘起相転移と超高速光応答
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