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最終更新日:2017.12.13

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時間生物学事典

時間生物学事典

A5/340ページ/2008年05月10日
ISBN978-4-254-17130-3 C3545
定価9,936円(本体9,200円+税)

石田直理雄 ・本間研一 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

生物のもつリズムを研究する時間生物学の主要な事項を解説。生理学・分子生物学的な基礎知識から,研究方法,ヒトのリズム障害まで,幅広く新しい知見も含めて紹介する。各項目は原則として見開きで解説し,図表を使ったわかりやすい説明を心がけた。〔内容〕生物リズムと病気/生物リズムを司る遺伝子/生殖リズム/アショフの法則/レム睡眠/睡眠脳波/脱同調プロトコール/社会性昆虫/ヒスタミン/生物時計の分子システム/季節性うつ病/昼夜逆転/サマータイム/他

編集部から

 「時間生物学」とは,生物の持つ(たとえば睡眠などの)リズム現象を研究する学問分野です.
 (「生物時計」「体内時計」「時計遺伝子」「サーカディアンリズム」「時間医学」「時間薬理学」などの言葉を最近のニュースで耳にしたことはありませんか?)
 生物の持つリズムには,1日周期(睡眠,血圧の変動など),1か月周期(生理など),1年周期(季節性のうつ病など)等さまざまな長さのものが知られています.こうしたリズムの乱れと健康・病気との関係が,最近注目を浴びています.
 本書は,多くの先生方にご協力いただき,ヒト,動物から植物,微生物まで,また生理学,分子生物学,医学,薬学,生態学の分野まで幅広い話題をとりあげることができました.
 「時間生物学」における129の重要項目が,それぞれ原則として見開き2ページ(または4ページ)で解説され,主に左ページは本文,右ページは図表という構成となっており,たいへん利用しやすくなっています.
 これから「時間生物学」の勉強を始めたい,「体内時計」や「時計遺伝子」について知りたい,「リズムの乱れ」がどのような病気を引き起こすのか知りたい,等のニーズに応える本です.

【書評】
「科学 2008年11月号」(岩波書店)の「書評」欄で、
北畑裕之氏により「・・・このように本書は,単に事典として専門的内容を調べるために活用できるだけではなく,最初からぱらぱらとページを追っていくことによって,現時点での時間生物学の発展状況,そして,最先端の研究で,何がどこまでわかっているのかということを知ることができる入門書となっている。・・・」と、ご紹介いただきました。

執筆者一覧

【編集者】
石田直理雄,本間研一
【執筆者(五十音順)】
青木摂之,青木亮,安倍博,安保徹,飯郷雅之,池田正明,池田真行,石田直理雄,伊藤洋,井上愼一,井深信男,岩崎秀雄,内山真,裏出良博,海老澤尚,海老原史樹文,遠藤拓郎,大石勝隆,大石正,大井田隆,大川匡子,大塚邦明,大戸茂弘,大富美智子,大西芳秋,岡野俊行,岡村均,小曽根基裕,小野公代,影山龍一郎,黒澤元,香坂雅子,神山潤,小林敏孝,小山恵美,三枝徹,坂本克彦,桜井武,佐々木三男,塩田清二,志賀隆,重吉康史,篠原一之,柴田重信,清水勇,霜田政美,下村和宏,白川修一郎,白川哲夫,杉田義郎,鈴木健修,高橋清久,高橋敏治,高橋正洋,高橋正也,田ヶ谷浩邦,内匠透,竹田真木生,竹村明洋,谷村禎一,玉置寿男,田村義之,千葉茂,千葉喜彦,土谷佳樹,程肇,寺尾晶,藤堂剛,登倉尋實,富岡憲治,冨田辰之介,中尾光之,中島芳浩,西川圭一,西田栄介,沼田英治,長谷川建治,花井修次,浜田俊幸,原田哲夫,広田毅,深田吉孝,福田一彦,本多和樹,本間研一,本間さと,前村浩二,増渕悟,松本顕,三池輝久,三島和夫,溝口剛,宮崎歴,宮崎俊彦,三輪五十二,村上昇,本橋豊,元村直靖,森田雄介,八木朝子,山田和男,山田尚登,吉原俊博,吉村崇,米山重人,渡辺和人

目次

第1部 時間生物学

1. 時間生物学
2. 概日リズムと環境適応
3. 生物リズムと病気
4. 集団としてのリズム
5. 生物時計遺伝子

第2部 サーカディアンリズムの基礎

6. 短周期リズム―分節時計―
7. 生殖リズム―高等脊椎動物―
8. 生殖リズム―下等脊椎動物(魚類を例として)―
9. 概潮汐リズム
10. 概月周リズム
11. 概年リズム
12. リズムパラメータ
13. フリーランとスプリッティング
14. マスキング
15. 位相反応曲線
16. 温度補償性
17. アショフの法則
18. 履歴効果
19. 光周性
20. リズム同調
21. 内的脱同調
22. 同調因子
23. 断眠実験,シフト実験
24. 時計とレム睡眠
25. 時計とノンレム睡眠

第3部 生物リズムの研究法

26. アクトグラフ
27. リズム解析法
28. 睡眠脳波
29. QTL(量的形質座位)
30. 血中ホルモン
31. MUA
32. マルチ電極アレイディッシュ法
33. 発光レポーター
34. 完全光周期,枠光周期
35. 恒常条件
36. LD比,T実験
37. 光パルス
38. 温度パルス
39. ナンダ・ハムナー・プロトコールなど―光周性研究のためのツール―
40. 位相マップ
41. コンスタントルーチン
42. 脱同調プロトコール
43. 時間隔離実験
44. アカパンカビ
45. ミドリゾウリムシ
46. 線 虫
47. ショウジョウバエ
48. コオロギ
49. ゼブラフィッシュ
50. 鳥 類
51. 哺乳類―げっ歯類―
52. 哺乳類―ヒト―

第4部 生物時計

53. 視交叉上核
54. 松果体
55. 網 膜
56. 視床下部の神経結合 ―SCNとの関係―
57. 末梢時計
58. 光受容体
59. 光同調経路
60. E/M振動体
61. 多振動体構造
62. 給餌性概日リズム
63. メタンフェタミン誘導性概日リズム
64. 2振動体仮説と理論
65. リミットサイクル
66. 季節行動
67. 体温とリズム
68. 概日時計と社会性昆虫

第5部 サーカディアンリズムの分子機構

69. 哺乳類の時計遺伝子
70. 植物の時計遺伝子
71. 花成と時計
72. 昆虫の時計遺伝子
73. シアノバクテリアの時計遺伝子
74. Period遺伝子
75. Clock遺伝子
76. Bmal1遺伝子
77. Cry遺伝子
78. 核内受容体と時計
79. 接着分子と時計
80. 生物時計の分子システム
81. フィードバックループ
82. 入力系
83. 出力系
84. 血清ショック
85. クロマチン
86. セロトニン
87. GABA
88. オレキシン
89. プロスタグランジン
90. ヒスタミン

第6部 リズム障害

91. 概日リズム睡眠障害,時差型 (時差症候群)
92. 交代勤務
93. 概日リズム睡眠障害,睡眠相前進型 (睡眠相前進症候群)
94. 概日リズム睡眠障害,睡眠相後退型 (睡眠相後退症候群)
95. 概日リズム睡眠障害,自由継続型 (非24時間睡眠覚醒症候群)
96. 昼夜逆転
97. 季節性うつ病
98. 概日リズム睡眠障害,不規則睡眠覚醒型(不規則型睡眠・覚醒パターン)
99. 脱同調症候群
100. 高照度光療法
101. メラトニン
102. ビタミンB12
103. 時間療法
104. 薬物とリズム
105. がんと時計
106. 糖尿病
107. 循環器とリズム
108. 認知症とせん妄
109. 気分障害
110. 自律神経障害とリズム
111. 月経前緊張症
112. 喘息とリズム

第7部 ヒトとリズム

113. 光環境
114. メラトニン光抑制試験
115. 24時間型社会
116. 不登校
117. 朝型―夜型
118. サマータイム
119. 老化と概日時計
120. 発達期の時計
121. レム-ノンレムサイクル
122. 性差とリズム
123. 運動と概日リズム
124. 事故とリズム
125. 食事とリズム
126. 睡眠薬とリズム
127. 衣服と女性のリズム
128. 宇宙と生体リズム
129. 南極におけるヒト概日リズム

索  引 

  関連情報

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