BOOK SEARCH
講座 文明と環境 10 海と文明 (新装版)
内容紹介
海の環境変動,海を通じた文明交流,海を社会の基盤とする海域世界について詳述。〔内容〕日本列島周辺の海流と日本文化/縄文海進と水没遺跡/陶片が語る海上交易のネットワーク/海域世界と稲作の伝播/海からみたヨーロッパ/他。初版1995年10月20日刊。
編集部から
目次
1. 総論 海と文明
1.1 はじめに
1.2 海からみるユーラシア
1.3 海の環境変動と日本海
1.4 海による東西文明の交流
1.5 海域世界と文明
2. 海の環境変動
2.1 日本列島周辺の海流と日本文化
2.2 縄文海進と水没遺跡
2.3 日本とアジア大陸を結ぶ最終氷期の陸橋
2.4 日本海の環境変化
2.5 コラム:大晦日の夜,8時41分―文明の時間のはじまり
2.6 コラム:海と湖のはざま―汽水湖沼は地球環境変動の共嶋箱
3. 海の文明交流
3.1 陶片が語る海上交易のネットワーク―南シナ海海域の陶磁貿易の変遷
3.2 物が語るインド洋の交流
3.3 海域世界と稲作の伝播
3.4 コラム:海と湊
3.5 コラム:海のタブーと環境保全
4. 海域世界と文明
4.1 海からみたヨーロッパ
4.2 ニャイ・ロロ・キドゥルの海―東南アジアの「荒ぶる海」考
4.3 海域とネットワーク社会
4.4 コラム:マングローブと海と東南アジア
4.5 コラム:河川―陸と海の架け橋
5. あとがき
6. 索 引
執筆者紹介
【総編集】
梅原 猛
伊東 俊太郎
安田 喜憲
【編集】
小泉 格
田中 耕司
【著者】
阿部健一,青柳洋治,大木 昌,大場忠道,日下雅義,小泉 格,佐々木達夫,高谷好一,高山俊昭,多田隆治,田中耕司,立本成文,土屋健治,原田憲一,福沢仁之,前田保夫