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シリーズ〈データの科学〉 1 データの科学
林 知己夫(著)
内容紹介
21世紀の新しい科学「データの科学」の思想とこころと方法を第一人者が明快に語る。〔内容〕科学方法論としてのデータの科学/データをとること―計画と実施/データを分析すること―質の検討・簡単な統計量分析からデータの構造発見へ
編集部から
目次
1. 科学方法論としてのデータの科学
1.1 科学とは何か
1.2 データの科学の理念
1.3 データの科学の戦略
2. データをとること―計画(design)と実施(collection)
2.1 調査対象集団(U),母集団(P),標本(S)
2.2 確率論と統計の意味
試行を根底においた確率の数学的定義/統計の意味
2.3 データをとる基本としての標本調査法
2.4 データの科学の立場から調査対象集団をどうとるか
2.5 社会調査実施の諸方法
2.6 社会調査のさまざまな形
2.7 測定論―その1
一般的考察/測定する諸方法/質問文作成の視点1/質問文作成の視点2―
意外性のある質問の効用/おはじきによる回答をとる
2.8 測定論―その2
調査不能(ノンレスポンス)の評価/回答変動(ばらつき)
3. データを分析すること―質の検討,簡単な統計量分析からデータの構造発見へ
3.1 個票を読むことの重要性
3.2 データの質の評価
個票のチェック/調査における誤差
3.3 集団の分割と集団の合併
集団の分割/集団の合併
3.4 統計学における諸方法再考
3.5 グラフ化の重要性
3.6 単純集計と構造分析
3.7 多次元データ解析
多変量解析/多次元データ解析
4. おわりに―因果関係論
5. あとがき
6. 付 録―文献解題
7. 索 引