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内容紹介
歴史と数学的基礎を解説したI巻につづき,楕円軌道と双曲線軌道の運動の理論に注目。惑星運動に関する理解を深め,Voyager,Cassiniなどによる惑星探査ミッションにおける宇宙機の軌道,ターゲット天体へ誘導する複雑な局面を論じる。
編集部から
目次
5. 楕円軌道と近点移動
5A 舞台の設定
5B 距離と角度の決定
5C ケプラー方程式
5D 速さと向きを求める
5E 逐次近似によりケプラー方程式を解く
5F 地球,木星,ハレー彗星
5G 軌道運動の諸量と定積分
5H 摂動を受ける軌道と近日点移動
5I 他の惑星による重力の影響
5J 水星の近日点移動
5K 近日点移動の一般相対論的効果
5L 問題と考察
6. 惑星間航行の数学
6A NEAR-ShoemakerとEros
6B 脱出速度
6C SOI
6D 軌道の修正
6E 双曲線関数
6F 双曲線軌道上の運動
6G 双曲線軌道のケプラー方程式
6H 双曲線軌道のケプラー方程式を解く
6I ホーマン遷移軌道
6J 重力アシストのためのフライバイ
6K VoyagerとCassini
6L Voyager 1
6M Voyager 2
6N Cassini-Huygens
6O 軌道と軌道要素
6P 問題と考察