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朝倉世界地理講座 9 中央・北ヨーロッパ
内容紹介
中欧・北欧の一体性と多様性を様々な角度から解き明かす。〔内容〕総説/自然環境・風土/歴史/国家と政治/人口/産業と経済/環境・エコロジー/社会と文化/都市システムとメトロポール/グローバリゼーションとEU統合/他
編集部から
目次
I 風土と歴史
第1章 総 説
1.1 北欧の一体性と多様性─フェーロー諸島で考えたこと─
1.2 中欧という地域概念
第2章 自然環境・風土
2.1 山地・山脈・平野の配列と相貌,それらの由来
2.2 2 つの巨大な氷床,氷河とそれらの狭間─くり返す氷期・間氷期から現在へ─
2.3 ライン川とドナウ川の自然地理的トピック
2.4 偏西風帯の気候と植生
第3章 歴 史
3.1 北 欧
3.2 「中欧」における領域形成史
II 国家と経済
第4章 国家と政治
4.1 北欧民主主義と北欧共同体
4.2 連邦制と多様な地方自治
第5 章 人口
5.1 言語と民族
5.2 北欧・中欧・バルト三国の人口動態
5.3 移 民
第6 章 産業と経済
6.1 豊かな北欧・中欧諸国
6.2 北欧の産業発達史と諸産業の立地
6.3 中欧の産業発達史と諸産業の立地
6.4 国際競争力を持つ産業地域
III 環境と社会
第7章 環境・エコロジー
7.1 農業とエコロジー
7.2 自然保護・ツーリズム
7.3 自然破壊
第8章 社会と文化
8.1 義務教育と職業教育─ドイツの事例─
8.2 サッカーと国・都市
8.3 メディア─ドイツの新聞を中心として─
8.4 社会階層
8.5 ジェンダー
8.6 福 祉
8.7 北欧の建築デザイン
IV 都市とグローバル化
第9章 都市システムとメトロポール
9.1 北欧・中欧の都市システム
9.2 ストックホルム─多核化する北欧のヴェニス─
9.3 コペンハーゲン・マルメ─国境を越えた大都市圏の成立─
9.4 ベルリン─プロイセンの王都から統一ドイツの首都へ─
9.5 チューリヒ─持続的成長を遂げる国際都市─
9.6 ウィーン─観光客と外国人が織りなす都市─
9.7 ライン・ルール─変貌する巨大都市圏─
9.8 フランクフルト─金融都市「マインハッタン」─
9.9 ミュンヘン─秘密の首都からEU の大都市へ─
9.10 ハンブルク─ハンザ都市が選んだ道─
第10章 グローバリゼーション,EU統合
10.1 EUと北欧
10.2 EUとドイツ
10.3 EUとオーストリア
10.4 EUとスイス
V 資 料
A. 中央・北ヨーロッパの基本情報
B. 参考図書
索 引
執筆者紹介
【監修】
立川 武蔵(前国立民族学博物館)
安田 喜憲(東北大学)
【編集】
山本 健兒(帝京大学)
平川 一臣(前北海道大学)