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最終更新日:2017.12.13

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ジャンル地理学地理学

シリーズ: 世界地誌シリーズ 8

アフリカ

アフリカ

B5/176ページ/2017年09月25日
ISBN978-4-254-16928-7 C3325
定価3,672円(本体3,400円+税)

島田周平 ・上田元 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

アフリカ地誌学のテキスト。〔内容〕自然的多様性・民族的多様性/気候・植生/生業と環境利用(焼畑・牧畜・ブドウ栽培)/都市と農村/都市環境問題/地域紛争/グローバル化とフォーマル経済/開発援助・協力/大衆文化/日本との関係

編集部から

○シリーズ「刊行のことば」
 グローバル化と情報化が進行しつつある現代世界では,世界の諸地域を正確に認識することがますます重要である。それは,地球という限られた空間において,有限な資源を持続的に活用して人類が共生していくために,さまざまな意思決定を行う基盤として,正確な地域認識が不可欠なためである。地域に関する情報を精査し,地域のしくみを理解し,地域像を構築する能力が,私たち一人ひとりに求められている。
 世界地誌シリーズは,このような現代的な要請に応えるために編集された。その目的は,日本と世界の諸地域を学習するための基礎的な素材と考え方・方法を提供することである。特に,学校教育では学習指導要領の改訂期を迎えており,教職を目指す大学生にとっても,中学校や高等学校の現職の教員にとっても,地誌の学習を充実するための対策が重要な課題である。本シリーズは,高等教育および教育現場におけるこのような差し迫った需要に応えるものである。もちろん,世界の諸地域に関心をもつ幅広い読者にも楽しんでいただけるように,コラムや写真を含めて,わかりやすく編集されている。
 執筆にあたったのは,世界地誌研究の最前線で活躍する研究者であるとともに,教育者としてこれからの地理教育・地理学研究を担う学生諸君を指導している地理学者たちである。本シリーズを,「地理学基礎シリーズ」とともに,21世紀の大学教育におけるスタンダードな教科書として,多くの皆様に活用していただきたい。

執筆者一覧

(執筆順)
島田周平,上田元,成澤徳子,水野一晴,遠藤聡子,池谷和信,寺谷亮司,佐川徹,松村圭一郎,佐藤廉也,藤岡悠一郎,丸山淳子,伊藤千尋,小川さやか,大門碧,遠藤貢,福西隆弘,西浦昭雄,吉田栄一,目黒紀夫,荒木美奈子,松本尚之

目次

1 総 説
 1.1 自然的多様性・民族的多様性  
  1.1.1 アフリカ大陸の大きさ  
  1.1.2 自然的多様性  
  1.1.3 アフリカ大陸の人種・民族  
  1.1.4 言語の多様性  
  1.1.5 植民地支配に与えた自然の影響  
 1.2 歴史的多様性  
  1.2.1 植民地化以前の国家形成  
  1.2.2 奴隷貿易  
  1.2.3 新たな貿易,探検・布教,アフリカ分割  
  1.2.4 植民地支配の諸類型
  1.2.5 二度の世界大戦と独立後の国家
  1.2.6 構造調整と民主化  
 1.3 今日のサブサハラ・アフリカ  
  1.3.1 政府開発援助,貧困削減,MDGs・SDGs  
  1.3.2 開発と環境  
  1.3.3 海外直接投資とグローバル化の諸相  
  1.3.4 分権化と地域社会経済  
 コラム1 スマートフォンの普及とソーシャルメディアの活用

2 自 然
 2.1 気候・植生  
  2.1.1 西アフリカの気候  
  2.1.2 東アフリカの気候  
  2.1.3 中部アフリカの気候  
  2.1.4 南部アフリカの気候  
  2.1.5 北アフリカの気候  
  2.1.6 アフリカの植生―熱帯雨林
  2.1.7 アフリカの植生―亜熱帯疎林
  2.1.8 アフリカの植生―サバンナ
  2.1.9 アフリカの植生―砂漠
  2.1.10 ケープ植物界
  2.1.11 高山植生
 2.2 変化する気候  
  2.2.1 アフリカの過去の気候変動(1万年前以前)
  2.2.2 アフリカの過去の気候変動(1万年前〜1000年前)
  2.2.3 アフリカの過去の気候変動(過去1000年間)
  2.2.4 近年の気候変動  
  2.2.5 温暖化による環境の変化  
 コラム2 西アフリカのプリント更紗「パーニュ」 

3 自然と生業
 3.1 アフリカの焼畑  
  3.1.1 乾燥サバンナ帯における焼畑
  3.1.2 熱帯雨林・湿潤サバンナ帯における焼畑
  3.1.3 焼畑耕作のメリット
  3.1.4 湿潤熱帯地域の農業再評価
  3.1.5 焼畑地域における新しい動き
 3.2 サバンナ帯における牧畜
  3.2.1 サバンナ帯での多様な生業
  3.2.2 アフリカ全体の牧畜
  3.2.3 アフリカ牧畜の地域性
  3.2.4 牧畜活動の実際:ソマリの牧畜の事例
  3.2.5 近代化と牧畜:干ばつ,開発,土地
 3.3 地中海性気候地域におけるブドウ栽培とワイン産業
  3.3.1 地中海性気候と民族居住史
  3.3.2 南アフリカのワイン産業の変遷と現況
  3.3.3 南アフリカのワイン産地
  3.3.4 南アフリカのワイナリー
 コラム3 個人を起点に捉える戦いと平和―東アフリカ牧畜社会の事例から  

4 生業と環境利用
 4.1 生業と土地利用の変化
  4.1.1 アフリカの生業と土地利用
  4.1.2 国家政策や市場経済化による生業の変化
  4.1.3 グローバル化する「土地」のゆくえ
 4.2 焼畑・狩猟採集活動と環境利用
  4.2.1 環境利用からみた焼畑の特徴
  4.2.2 森林・サバンナの複合的な環境利用
  4.2.3 環境利用と森林動態
  4.2.4 変容する生業社会と環境利用
 4.3 乾燥地域における牧畜,昆虫食,マルーラ酒
  4.3.1 複合生業システムと非木材林産物の利用
  4.3.2 オヴァンボの複合生業システム
  4.3.3 生業間の結びつき
  4.3.4 複合生業システムの将来
 コラム4 狩猟採集民の移動と定住化

5 都 市
 5.1 都市と農村
  5.1.1 アフリカにおける都市化と農村との格差
  5.1.2 都市と農村の社会・経済的紐帯
  5.1.3 構造調整計画による都市―農村関係の変容
  5.1.4 多チャンネル化する都市―農村関係
 5.2 都市問題
  5.2.1 住 宅
  5.2.2 雇用問題とインフォーマル経済
  5.2.3 都市農業
  5.2.4 インフォーマル経済のグローバル化
  5.2.5 おわりに
 コラム5 都市インフォーマル部門の人びと
 コラム6 現代的なショー・パフォーマンスに垣間見る人間関係のいろは

6 地域紛争
 6.1 西アフリカにおける地域紛争
  6.1.1 アフリカの紛争にみる時代的特徴
  6.1.2 ナイジェリアの地域紛争の事例
  6.1.3 紛争解決への途:国際的関与
 6.2 (北)東アフリカにおける地域紛争
  6.2.1 紛争主体と要因
  6.2.2 独立と統合をめぐる紛争
  6.2.3 冷戦後の紛争
  6.2.4 新たな紛争の展開
 コラム7 紛争が再燃するきっかけ

7 グローバル化とフォーマル経済
 7.1 フォーマル製造業・サービス業
  7.1.1 フォーマル部門の製造業・サービス業の動向
  7.1.2 縫製産業
  7.1.3 農産物加工業
  7.1.4 流通小売業
  7.1.5 自動車産業
 7.2 経済発展と中国の進出
  7.2.1 アフリカ経済の成長と中国インパクト
  7.2.2 中国の対アフリカ直接投資
  7.2.3 経済貿易協力特区の開発
  7.2.4 ザンビアの中国アフリカ開発協力特区
  7.2.5 結びにかえて
 コラム8 ケニア農民による欧州向け野菜栽培 

8 開発・協力と地元社会
 8.1 観光業と野生動物保全
  8.1.1 「野生の王国」というイメージ
  8.1.2 観光業の概況
  8.1.3 野生動物の観光・保全の歴史
  8.1.4 野生動物保全のアプローチの転換
  8.1.5 拡大する保護区
  8.1.6 「野生の王国」の多様性
  8.1.7 おわりに
 8.2 開発援助・協力
  8.2.1 サハラ以南アフリカが抱える課題
  8.2.2 国際社会による開発援助・協力
  8.2.3 日本の対アフリカ援助・支援
  8.2.4 草の根レベルでの開発実践
 コラム9 日本に暮らすアフリカ人と私たち

 さらなる学習のための参考図書  

 付録 統計資料  

  関連本

西部・中部アフリカ

中東・アフリカ

アフリカI

アフリカII