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最終更新日:2019.09.12

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大気生物学入門

大気生物学入門

A5/136ページ/2019年09月01日
ISBN978-4-254-17170-9 C3045
定価2,592円(本体2,400円+税)

川島茂人 著

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

花粉,細菌,胞子など,大気の中を浮遊する微小な生物の動きを解析する学問を「大気生物学」という.あまり知名度は高くないが,私たちの生活に直接かかわる事柄を多く取り扱っている実際的な学問でもある.本書で扱っている例を挙げれば,スギ花粉の飛散の予測,黄砂にともなう細菌・カビの飛来の解析,また遺伝子組換え作物が近くの畑にある場合,そこからどれくらいの確率で花粉が飛んできて交雑が起きるか,などといったテーマもある.京都大学で長年大気生物学を教えてきた著者が,自らの経験をもとに初歩から大気生物学を説き起こす,国内初の入門書.

目次

1.大気生物学とは
 1.1 大気生物学とは
 1.2 大気生物の輸送過程
 1.3 大気生物学研究のアプローチ
 1.4 大気生物学に関わる科学分野
 1.5 日本の大気生物学 6

2.スギ花粉と気象
 2.1 はじめに
 2.2 拡散過程を分けて考える
 2.3 スギ花粉飛散量の観測方法
 2.4 スギ花粉飛散を特徴づける3つの特性
 2.5 実際のスギ花粉飛散パターン
 2.6 シーズン中のスギ花粉総飛散量の予測
 2.7 新しいスギ花粉情報へのアプローチ
 2.8 花粉飛散予測
 2.9 アレルゲンとしての拡散問題
 2.10 拡散研究の視点

3.スギ花粉の放出と拡散過程に関する研究
 3.1 はじめに
 3.2 発生源問題
 3.3 発生(放出)過程
 3.4 移流・拡散過程および総合的解析
 3.5 応用研究課題
 3.6 今後の研究指針
 3.7 おわりに

4.遺伝子組換え作物との共存 ―交雑率と気象―
 4.1 はじめに
 4.2 野外での交雑実験
 4.3 野外実験からわかったこと
 4.4 交雑率を決める要因は何か?

5.遺伝子組換え作物との共存
   ―花粉拡散・交雑予測モデルとシミュレーション―
 5.1 はじめに
 5.2 花粉拡散交雑予測モデル
 5.3 花粉拡散交雑予測シミュレーション
 5.4 入出力データとパラメータ
 5.5 交雑率の計算方法とシミュレーション結果例
 5.6 今後の研究展望
 5.7 プログラムのフロー概要

6.空中花粉モニターの開発
 6.1 はじめに
 6.2 野外実験について
 6.3 花粉モニターの仕組みと観測結果
 6.4 花粉モニターによる新知見と今後の課題

7.黄砂とその拡散問題
 7.1 はじめに
 7.2 黄砂研究を概観するための分類
 7.3 何が?
 7.4 どのように動き?
 7.5 どのように作用するか?

8.大気生物学における空中花粉研究
 8.1 はじめに
 8.2 花粉飛散量の時間的・空間的変化
 8.3 花粉飛散量と気象要素の関係
 8.4 拡散過程に着目した研究
 8.5 花粉の沈着過程に関する研究
 8.6 測定法の研究および応用的研究
 8.7 今後の検討課題

9. Epilogue
 9.1 移流・拡散方程式
 9.2 モデルとは
 9.3 本書の絵について