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電波工学基礎シリーズ 2 電波伝搬
内容紹介
電波工学を基礎から学ぶための教科書シリーズの第2巻。無線通信における電波伝搬について解説する。〔内容〕電波伝搬の概要/自由空間伝搬/電離層伝搬/対流圏伝搬/移動伝搬/移動通信システムの概要/解析手法/他
編集部から
本シリーズについて(「まえがき」より)
すべてのものがワイヤレスにつながる時代が間近に迫る中,その基盤となるのは電磁波である。本シリーズでは電磁波の基本となる電磁気学から,空間に電磁波を発生させるアンテナ,伝送路を伝搬する電磁波とその応用素子,そして,実際に伝わる電磁波の特性を,電磁波工学,伝送工学,電波伝搬として一貫して学べることを目的としている。
目次
1. 電波伝搬の基礎
1.1 電波伝搬の概要
1.2 自由空間伝搬
1.3 非一様媒質における電波の伝搬
2. 電離層伝搬
2.1 電離層伝搬の無線通信システム
2.2 電離層と電離圏
2.3 電離層の屈折率
2.4 臨界周波数
2.5 正割法則
2.6 電離層の伝搬特性
2.7 電離層のフェージング
3. 対流圏伝搬
3.1 対流圏伝搬の無線通信システム
3.2 対流圏と電波
3.3 大気中の電波の屈折
3.4 見通し内伝搬
3.5 見通し外伝搬
3.6 降雨時の伝搬特性
4. 移動伝搬
4.1 信号強度変動
4.2 伝搬損失
4.3 多重波伝搬
5. 伝搬関連の技術
5.1 移動通信システムの概要
5.2 フェージング対策技術・伝送性能改善技術
5.3 解析法
5.4 無線通信の回線設計
付録1 数学公式
付録2 略解
執筆者紹介
【監修】
新井 宏之(横浜国立大学)
【著者】
岩井 誠人(同志社大学)
前川 泰之(大阪電気通信大学)
市坪 信一(九州工業大学)