地盤の液状化 ─発生原理と予測・影響・対策─
B5/120ページ/2017年04月25日
ISBN978-4-254-26170-7 C3051
定価2,916円(本体2,700円+税)
石原研而 著
液状化について土質力学の第一人者が解説。事例,現地写真や概念図も多数掲載。土質力学,地盤工学の入門としても最適。〔内容〕クイックサンド/液状化強度/貫入試験/液状化判定/地盤変状/側方流動/構造物や盛土の被害/地盤改良
編集部から
○土質力学の第一人者が,“液状化”のメカニズムから対策までを具体的に解説。 ○3.11東日本大震災,地震による地盤の液状化による被害―浦安市など―は,記憶に新しい.その液状化現象を土質力学の第一人者が永年の研究を踏まえ解説.液状化のしくみから,予測と影響,対策,そして液状化後の方策まで,過去の事例や海外の現場写真,液状化の概念図を多数交えて詳述.土質力学・地盤工学のサブテキストとしても最適。
執筆者一覧
著者 石原研而 中央大学研究開発機構 教授 東京大学名誉教授 工学博士 ○略歴 東京大学工学部土木工学科卒業(1957年)、日本学士院賞受賞(2000年)。国際地盤工学会会長などを歴任。米国工学アカデミー外国人会員
目次
1.クイックサンドと古今の液状化 2.液状化発生と被害の様相 3.液状化発生のメカニズム 4.液状化の発生に及ぼす諸因子 5.室内実験による液状化強度の求め方 6.地盤の状態を調査するための貫入試験 7.設計で用いる液状化強度の求め方 8.液状化が発生するか否かの判定 9.液状化の結果生ずる平坦な地盤の沈下 10.地表面の変状と側方流動 11.構造物や盛土の被害 12.液状化の対策と地盤改良 13.液状化対策の変遷と発展 14.その他の液状化現象
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