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ファイナンス・ライブラリー 5 行動ファイナンス ―理論と実証―
加藤 英明(著)
内容紹介
2002年ノーベル経済学賞のカーネマン教授の業績をはじめ最新の知見を盛込んで解説された行動ファイナンスの入門書。〔内容〕市場の効率性/アノマリー/心理学からのアプローチ/ファイナンスへの適用/日本市場の実証分析/人工市場/他
編集部から
目次
第Ⅰ部 理論編
1. 伝統的ファイナンスと行動ファイナンス
1.1 伝統的ファイナンスの仮定
1.2 不確実性下における合理的選択
1.3 行動ファイナンスの世界
2. 市場の効率性
2.1 効率的市場とは
2.2 行動ファイナンスからみた市場の効率牲
3. アノマリー
3.1 ベンチマークを必要としないアノマリー
3.2 株式収益率の予測可能性
3.3 クローズドエンド型投資信託
3.4 株式市場全体の変動について
3.5 アノマリーに対する考え方
4. 心理学からのアプローチ
4.1 認識のバイアス
4.2 選択における評価のバイアス
4.3 プロスペクト理論
5. ファイナンスへの適用
5.1 株式収益率の予測可能性
5.2 株価と経営者行動
5.3 投資家行動
5.4 空売り規制と非合理的投資家
第Ⅱ部 実証編
6. 日本市場の実証分析Ⅰ―株式収益率の予測可能性―
6.1 ウイナー・ルーザー効果の検証
6.2 小型株と株価の短期リバーサル
7. 日本市場の実証分析Ⅱ―投資家行動―
7.1 株式市場
7.2 商品先物市場
8. 人工市場―エージェントベースアプローチによる分析―
8.1 はじめに
8.2 金融市場の設計
8.3 価格挙動の分析
8.4 まとめ
8.5 補足
9. 新しいパラダイムヘ向けて
参考文献
索 引