BOOK SEARCH
朝倉実践心理学講座 3 デザインと色彩の心理学
内容紹介
安全で使いやすく心地よいデザインと色彩を,様々な領域で実現するためのアプローチ。〔内容〕l.基礎,ll.実践デザインにむけて(色彩・香り・テクスチャ,音,広告,安全安心),lll.実践事例集(電子ペーパー,医薬品,橋など)。
編集部から
◎デザインの見やすさ・安全性・使いやすさ・印象などを、心理学・工学の視点から客観的に評価・測定するデザイン心理学についての初の成書.
◎プロダクトデザインにとどまらず、あらゆる領域(医療現場、商業施設などはもちろん、さまざまなメディアを含む)における広義のサービス提供場面で、誰もが使いやすく、見やすく、間違いを起こしにくく、しかも心地よいデザインを生み出すことを目指す.
*****
音声データについて 2013.12.02
・ここでダウンロードできるデータは,本書第7章「音とデザイン」の図7.3「JIS S0013規格で設定された報知音」です(データファイル作成:千葉大学教授・佐藤公信氏).
ファイルをダウンロード
・AIFF版とWAV版があります.Macでも,Windowsでも聞けるようになっています.必要に応じて,読者の方の判断と責任でデータ変換下さい.
・(図7.3掲載の)7つの報知音に対応した7つのファイルがあります.音自体が、機器の操作時に発音されるサイン音であるため、再生した一瞬しか音が聞こえませんのでご注意下さい(約2秒).
・なお,ファイルで音の繰り返しの要素を含めていないのは,繰り返すことで注意喚起の意味合いが強くなるなど,意味が異なってしまうからです.
目次
第1部 デザインと色彩の基礎
1章 心理学とデザインの邂逅 日比野治雄・小山慎一
2章 〈者〉と〈物・事〉をつなぐインタフェースとしてのデザイン 海保博之
3章 色彩学の基礎 木村英司
4章 表現要素としての色彩:サインシステム計画からイメージ形成まで 赤瀬達三
5章 錯視と色彩デザイン 北岡明佳
第2部 実践デザインに向けて
6章 色彩・香り・テクスチャ 寺内文雄
7章 音とデザイン:製品音,サイン,公共空間 佐藤公信
8章 視覚障害とデザイン 小田浩一
9章 広告媒体と消費者の関係をデザインする:広告デザインへの心理学的アプローチ 小山慎一
10章 安心・安全のデザイン 小山慎一
第2部 〔デザインと色彩〕実践事例
11章 デジタルサイネージ「まちコミ」:仙台発・生活に浸透するPR媒体 新井善浩
12章 ブランドイメージと色 高橋 徹
13章 OTC医薬品のラベリング情報 泉澤 惠
14章 脳の病気が引き起こすデザイン・色彩の変化 緑川 晶
15章 橋の色彩を考える 八馬 智