ⓔノート14-3-7 原因抗原と自己抗体
近年,原因抗原とそれに対する自己抗体が判明した.膜性腎症の診断における特異度がきわめて高いことから,腎生検をしなくても診断できるという考え方もあるが1),これについては今後の検証が必要である.
〔丸山彰一〕
■文献
- Bobart SA, De Vriese AS, et al: Noninvasive diagnosis of primary membranous nephropathy using phospholipase A2 receptor antibodies. Kidney Int, 2019; 95: 429–438.