ⓔノート18-4-18 断層撮影からCTの原理へ
断層撮影 (トモグラフィ) は古くから存在する技術だが,さらに工夫を加えて,身体の周りを管球が1回転することで断層像を得る手法 (廻転撮影法) がかつて日本人により発案された1).これがCTの原理へとつながった.
〔山田 惠〕
■文献
- Takahashi S: A method to take radiograms of the transection of the body at any inclination and curvature; preliminary report. Tohoku J Exp Med, 1950; 52: 138.