ⓔノート18-6-22 表現促進現象

 同一病型のなかでも発症年齢はさまざまであり,例えばSPG4では発症年齢は0〜74歳 (平均29±17歳) と幅広く,浸透率は年齢とともに上がる1).SPG4では表現促進現象を認める家系が知られているが,その機序の詳細は不明である.

〔瀧山嘉久〕

■文献

  1. Fonknechten N, Mavel D, et al: Spectrum of SPG4 mutations in autosomal dominant spastic paraplegia. Hum Mol Genet, 2000; 9: 637–644.