ⓔノート7-12-5 回旋糸状虫症の診断
回旋糸状虫症の診断は,検皮法 (skin snip法) により皮膚からミクロフィラリアを検出することによる1).切除した皮膚検体を37 ℃の生理食塩水に数時間浸すと,ミクロフィラリアが誘出することで診断できる.また,眼内のミクロフィラリアは,細隙灯顕微鏡検査 (slit–lamp examination) により検出できる.
〔三木田 馨〕
■文献