ⓔコラム12-3-1 昏睡型急性肝不全の予後

 肝炎例の場合,非昏睡型急性肝不全の救命率は86.6%と比較的良好であるのに対し,昏睡型は24.0%と予後不良で,そのなかでも亜急性型,LOHFは18.4%, 2.2%と急性型の32.5%に比しきわめて予後不良である (表1).

表1 超音波エラストグラフィの分類 (日本超音波医学会 超音波エラストグラフィ診療ガイドラインより作成).

〔滝川康裕〕