ⓔコラム17-10-25 骨梁間パターンとWMの表面形質
骨髄中の腫瘍細胞は結節性,またはびまん性に浸潤する.骨梁間パターンが特徴とされている.しばしば,HE染色低染性,PAS陽性の核内封入体 (Dutcher body) を認める.
WMの表面形質は,IgM+,CD10-,CD19+,CD20+で,しばしばCD25+,CD38+,また半数でCD23+,5~20%にCD5+と報告されている.特徴的な染色体異常は認められないが,6q-が最も高頻度な異常 (30%) である.
〔半田 寛〕