ⓔコラム17-10-28 クリオグロブリンの検出

 クリオグロブリンの検出は37℃の保温した注射器で採血し37℃にて凝固させた後に遠心分離して得られた血清を数日間4℃で放置しクリオグロブリンの析出を観察することにより行う.さらにクリオクロット法により定量する.蛋白の種類は,沈降物を再可溶化した後,免疫電気泳動法または免疫グロブリン定量を行うことにより調べる.

〔半田 寛〕