ⓔコラム3-5-5 在宅での看取り

 日本の看取り場所は1950年代では8割程度が自宅であったが,徐々に病院での看取り数が多くなり2000年以降は約8割が病院での看取りとなっている.種々の調査では最後の場所として約半数が自宅を希望している事実もあり1),患者本人や家族の希望,さらには環境が整えば近年在宅での看取りが可能になってきている.

〔葛󠄀谷雅文〕

■文献

  1. 厚生労働省:平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書.https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/saisyuiryo_a_h29.pdf