ⓔコラム7-10-8 パリビズマブの適用拡大

 従来予防投薬の適用は早産児,慢性肺疾患,CHDであったが,2013年からは免疫不全症児,腫瘍・移植児,免疫抑制を伴う薬剤を使用している児,Down症候群の児,などにも適用が拡大された.パリビズマブを投与することによりRSウイルスが宿主細胞に侵入できなくなり,そのためRSウイルスの分泌,増殖が抑制される.

〔柏木保代〕