ⓔノート11-1-14 GIPとGLP
インクレチンであるGIP (glucose–dependent insulinotropic polypeptide) とGLP (glucagon–like peptide)–1は主として小腸から分泌される消化管ホルモンで,糖質や脂質などの食事由来の刺激により主として小腸のK細胞 (GIP) とL細胞 (GLP–1) から門脈血中に分泌され,膵臓Langerhans島のβ細胞からそれぞれのG蛋白共役性受容体を介して,血糖依存性にインスリン分泌を促進する.
〔塩谷昭子〕