ⓔノート11-1-26 ステント留置術
近年は内視鏡の鉗子口を通過するリリースシステムが主流となっており,内視鏡直視下での手技が可能となっていることから,利便性と安全性が向上している.
金属加工の仕方で,ステントの硬さや拡張力,まっすぐに戻ろうとする力が違うことが知られている.また,ステントの径や長さも数種類存在する.
わが国では,基本的に,悪性腫瘍による消化管狭窄に対してのみ,ステント留置が行われている.
〔藤城光弘〕