ⓔノート11-1-9 24時間pHモニタリング
通常,下部食道括約部上端から5 cmに食道内pHセンサーを留置して,24時間食道内pHを測定し,異常酸逆流の有無を評価する.従来は24時間食道内pH<4持続時間が4%をこえると異常酸逆流があると評価されてきたが,最近発表されたコンセンサスレポートでは,24時間食道内pH<4持続時間が4~6%を示す場合は疑診例としてほかの検査の結果も合わせて評価する必要があるとされている.
〔栗林志行〕