ⓔノート11-5-9 巨大結腸症
消化管の筋層間神経叢あるいは平滑筋の傷害によって大腸運動が極度に低下し,大腸が顕著に拡張する病態である.腹部立位単純X線写真にて鏡面像がなく,腹部仰臥位単純X線写真・腹部CTにて大腸内ガスの大量貯留と大腸の拡張が認められ,IBSとは鑑別される.
〔福土 審〕