ⓔノート12-1-4 Crigler–Najjar症候群Ⅱ型

 Crigler–Najjar症候群Ⅱ型は血清ビリルビンを低下させるために,phenobarititalなどの酵素誘導薬を投与してUGT 1A1の活性を上昇させてコントロールすることが行われる.Ⅱ型を発症させる遺伝子異常としてはUGT1遺伝子のミスセンス変異が多く見つかっており,これによりUGTの酵素活性が低下していることになる.

〔上野義之〕