ⓔノート13-1-1 生物学的製剤
直近の例では,乾癬性関節炎や強直性脊椎炎に対するウステキヌマブ,セクキヌマブ,イクセキズマブ,ブロダルマブ,多発血管炎性肉芽腫 (にくげしゅ) 症 (granulomatosis with polyangiitis: GPA),顕微鏡的多発血管炎 (microscopic polyangiitis: MPA) に対するリツキシマブ,全身性エリテマトーデスに対するベリムマブ,好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 (eosinophilic granulomatosis with polyangiitis: EGPA) に対するメポリズマブ,成人発症Still病に対するトシリズマブなどが挙げられるが,多くのリウマチ性疾患で生物学的製剤が使用されている.
〔竹内 勤〕