ⓔノート13-2-5 ASASの分類基準
ASASの分類基準では発症45歳未満・3カ月以上持続する背部痛患者で仙腸関節炎の画像+SpA徴候 (炎症性の背部痛,関節炎,付着部炎,ブドウ膜炎,指趾の炎症,乾癬,炎症性腸疾患,NSAIDsに反応,SpAの家族歴,HLA–B27陽性,CRP上昇) の1つ,またはHLA–B27陽性+SpA徴候の2つあればaxSpAと診断する.関節炎または付着部炎または指趾炎があり,SpA徴候 (ブドウ膜炎,乾癬,Crohn病/炎症性腸疾患,先行感染,HLA–B27,仙腸関節炎の画像診断) が1つ以上,またはその他のSpA所見 (関節炎,付着部炎,指趾炎,炎症性背部痛,SpAの家族歴) が2つ以上あればpSpAと診断する.
〔小松田 敦〕