ⓔノート13-34-2 薬物療法
薬物療法の際に,喘息では呼気一酸化窒素 (NO) 値,アレルギー性鼻炎では鼻汁中好酸球数,アトピー性皮膚炎では血中TARC値測定などのモニタリングを行うことが望ましい.重症喘息例,重症じんま疹例では抗IgE抗体オマリズマブが奏効する例がある.各種のアレルゲン免疫療法の有用性が報告され,近未来には実用化される可能性がある.
〔永田 真〕