ⓔノート14-1-21 塩化アンモニウム負荷試験
塩化アンモニウム法には,8 時間法と3日法がある.8 時間法は早朝に塩化アンモニウム0.1 g/kgを経口で投与し,1時間ごとに採尿,尿pHを測定する.尿pH 5.3以上で異常値とする.3日間法は連日,塩化アンモニウムを負荷し,3日目に尿pHを測定するものである.重層,酸化マグネシウムなどは投与を中止し,検査を行う.肝障害が高度の症例では本試験は禁忌である.
〔猪阪善隆〕