ⓔノート14-1-5 チャージバリア機能

 糸球体濾過における最終的なバリアとなるのがスリット膜であるが,nephrinを消失したフィンランド型ネフローゼ症候群の患者においても,血漿蛋白のうち,尿中に濾過されるのは1%程度であり,スリット膜だけでなく,チャージバリア機能も重要である.

〔猪阪善隆〕