ⓔノート2-2-8 ハブの咬傷の治療
ハブは現在沖縄・奄美地方に限局して生息しているが,地球温暖化の影響で今後本州での生息の可能性も否定できないため,沖縄・奄美以北の医師もその治療法についての認識が必要である.
ハブ抗毒素の投与基準は,沖縄・奄美地方の医師でそれぞれ対応が異なる.しかし,ハブ抗毒素の投与が遅延し後遺障害が残り,訴訟になったケースがある.
〔一二三 亨〕