ⓔノート6-1-1 アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは,鎮痛・解熱作用を有しているがその作用は弱く抗炎症作用はほとんどない.そのためアセトアミノフェンはNSAIDsには分類されていない.アセトアミノフェンの詳細な作用機序は不明であるが,中枢COX–2合成の阻害と疼痛閾値の上昇によると考えられている.
〔原田芳巳〕