ⓔノート7-15-6 偶発ハエ症と真性ハエ症
偶発ハエ症では悪臭を伴う皮膚潰瘍,皮膚腫瘍,褥瘡,外傷部などに多数のウジが認められる.
真性皮膚ハエ症の場合は海外滞在歴の有無とその地域を確認し,皮膚の症状から原因を推定する.そして外科的に幼虫を摘出し,同定することで診断が確定する.
偶発ハエ症は,病変部にウジを発見すれば診断確定できる.
〔夏秋 優〕