ⓔノート7-2-3 核酸増幅法検査
一部を除いた核酸増幅法検査は,検体を検査センターに集めて,大型の検査機器で測定することが一般的であったため,結果の報告に時間を要した.そのような検査の短所を改善するために,小型の検査機器で迅速に核酸増幅法により検出する方法が開発されてきている.今後は,患者の受診当日に検査結果が判明し,その結果によって適切な治療を開始することができ,患者にも当日に伝えることができるようになると考えられる.
〔髙橋 聡〕