ⓔノート7-3-16 腸管感染症の鑑別
腸管感染症では本属菌以外の病原体 (細菌性,ウイルス性,寄生虫性) による感染性腸炎や化学物質,自然毒による食中毒との鑑別が必要となる.腸管外感染症においても各種感染巣ごとに主たる病原菌による疾患と鑑別すべきである.それゆえ,本属菌の分離同定が診断上必須となる.
〔髙橋 孝〕