ⓔノート7-3-18 最大投与量
成人例 (クレアチニンクリアランス (creatinine clearance: CCr)> 50 mL/分の場合) に対する薬品添付文書における最大1日投与量を示す.メロペネムを1回1 g (髄膜炎の場合は1回2 g),8時間間隔で点滴 (1回の滴下時間2時間) 投与できる.セフトリアキソンを1回1 g (髄膜炎の場合は1回2 g),12時間間隔で点滴 (同滴下時間2時間) 投与できる.アンピシリンを1回2 g (髄膜炎,感染性心内膜炎の場合も1回2 g),6時間間隔 (髄膜炎,感染性心内膜炎の場合は4時間間隔) で点滴 (同滴下時間2時間) 投与できる.ただし,フルオロキノロン系薬に耐性を示す菌株がある点に注意する.
〔髙橋 孝〕