ⓔノート8-11-1抗凝固療法

 抗凝固療法は機械弁やCHADS2スコアが2点をこえる僧帽弁狭窄を伴う心房細動,または深部静脈血栓症の患者には禁忌でない場合 (最近の大きな塞栓性脳卒中,頭蓋内出血,または細菌性動脈瘤の臨床的または画像上の証拠がない場合) に実施することが考慮される.多くの場合,その半減期から未分画ヘパリンや低分子ヘパリンが使用される.

〔田邊淳也・田邊一明〕