ⓔノート8-5-1 心音の記録
記録の際は外部雑音の混入を防ぐため,防音室など静寂な場所を用いる.また,患者が緊張したり寒さを感じたりするとふるえによる振動がノイズとなって混入し良好な記録が得られないため,室内を適温に保ち,患者の緊張を解く必要がある.記録する体位は通常仰臥位だが,心尖部は左半側臥位 (そくがい) でも記録することが多い.
〔室生 卓〕