ⓔ図10-2-7 初回治療の標準治療方式
*:治療の初期にイソニアジド (H),リファンピシン (R),ピラジナミド (Z),ストレプトマイシン (S) あるいはエタンブトール (E) を加えた4剤で2カ月間治療し,その後イソニアジド (H) とリファンピシン (R) で4カ月間治療することを示す.
**:再治療例,治療開始時に重症 (広汎空洞,粟粒結核,結核性髄膜炎,骨関節結核など),排菌陰性化遅延 (初期治療2カ月終了時の喀痰培養陽性),免疫低下を伴う合併症 (HIV感染,糖尿病,じん肺など),免疫抑制作用をきたす可能性が高い医療 (ステロイドの全身投与,その他の免疫抑制薬,抗腫瘍薬など) では3カ月治療を延長し9カ月治療とする.
KM:カナマイシン.
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