ⓔ図11-4-7 推奨される化学療法レジメン (日本胃癌学会編:胃癌治療ガイドライン 医師用 2021年7月改訂 第6版,金原出版,2021)
*MSI–High胃癌に対し,二次化学療法でpembrolizumabを用いた場合には,三次療法以降でのnivolumabの投与は推奨しない.また,三次療法以降でweekly PTX+RAMの投与を考慮する.
注:このアルゴリズムは,それぞれのエビデンスとなった臨床試験の適格基準を満たすような良好な全身状態の患者を想定して,「推奨される」レジメンに限定して記載した.
S–1:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム,CDDP:シスプラチン,Cape:カペシタビン,SOX:S–1+オキサリプラチン併用療法,CapeOX:カペシタビン+オキサリプラチン併用療法,FOLFOX:5–フルオロウラシル+レボホリナートカルシウム+オキサリプラチン併用療法,T–mab:トラスツズマブ,weekly PTX:パクリタキセル毎週投与法,RAM:ラムシルマブ,FTD/TPI:トリフルリジン・チピラシル,IRI:塩酸イリノテカン,T–DXd:トラスツズマブ デルクステカン
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