ⓔ図13-19-4 川崎病急性期治療のアルゴリズム (日本小児循環器学会 川崎病急性期治療ガイドライン作製委員会,川崎病急性期治療のガイドライン (2020年改訂版),日本小児循環器学会雑誌36,Supplement 1,2020)
急性期には抗炎症作用を期待したアスピリン (ASA) とIVIGで治療が開始される (1ST lien治療).初回IVIGで約80 (が解熱する.初期治療で解熱しない場合は,2nd line治療や3rd line治療として,IVIG追加,あるいはプレドニゾロン (PSL) の内服あるいはメチルプレドニゾロンパルス療法 (IVMP),シクロスポリン (CsA),TNF阻害薬 (IFX),ウリナスタチン (UTI),血漿交換療法 (PE) などが行われる.
ASA: アスピリン,CsA: シクロスポリンA,IFX: インフリキシマブ,IVIG: 免疫グロブリン療法,IVMP: ステロイドパルス療法,PE: 血漿交換,PSL: プレドニゾロン,UTI: ウリナスタチン.
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