ⓔ図14-3-8 急速進行性糸球体腎炎症候群の分類と病型診断 臨床所見によるRPGNの診断後に,可能な限り腎生検を行い確定診断と同時に,腎生検組織の蛍光抗体法検査により,①抗GBM抗体型,②pauci–immune型,③免疫複合体型の病型診断を行う.腎生検組織が得られない場合には,血清マーカーにより病型診断が可能である.ただし,抗GBM抗体とANCAには重複陽性の場合もあり,pauci–immune型の約5%でANCA陰性のこともあるので注意を要する.
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