ⓔ図15-2-9 TSH産生腺腫の画像所見と病理所見
A:20歳代・女性.TSH産生腺腫,摘出組織はTSHβ 染色陽性となる腺腫の病理像を呈した.
B:50歳代・男性.TSH産生腺腫,下垂体左側にGd造影効果の弱い腫瘍を検出.
C:40歳代・男性.TSH/GH同時産生腺腫,手術では線維化が強くかたいマクロ腫瘍を認め,術後残存あり.
D:30歳代・女性.TSH産生腺腫,頭痛・倦怠感・動悸にて受診,TSH 6.103 μU/mL,FT
3
6.34 pg/mL,FT
4
1.76 ng/dLとSITSH所見あり.下垂体MRIで長径>1 cm大の下垂体腫瘍を検出,甲状腺超音波検査では血流増加を伴うびまん性甲状腺腫を認めた.
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