ⓔ図17-5-2 好酸球増加を伴う急性骨髄単球性白血病症例 (AMMoL with eosinophilia) の染色所見 (A~Cは同一症例・同一時期の標本)
A:May–Grünwald–Giemsa染色.骨髄系もしくは単球系と思われる幼若細胞に加えて,異常顆粒を有する好酸球が認められる.
B:Es二重染色.細胞質が青くにじんだように染まるのが特異的Esで,好中球系細胞が染色される.茶色で斑状に染まるのが非特異的Esで,特に単球系では非特異的Esが染色される.矢印の細胞は両エステラーゼ陽性の細胞である.
C:Es二重染色・フッ化ナトリウム処理後.単球系細胞の非特異的Es染色が阻害されている.
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