ⓔ図18-11-2 有機リン中毒の発症機序と治療模式図 アセチルコリンエステラーゼ (AchE) にはエステル分解部位と陰イオン部位 (-で表示) の2つの結合部位があり,そこに神経伝導で生じたアセチルコリン (Ach) が結合して,コリンと酢酸に分解される (図左).そのエステル分解部分に有機リン酸複合体が結合するとAchEの不活性化が生じる (図中央).PAM療法を行うと,PAMは非活性型AchEの陰イオン部位に結合し,エステル分解部位に結合している有機リン化合物と結合して非活性型AchEを活性型に復元する (図右).
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