ⓔ図18-3-11 脊髄小脳変性症 63歳の女性.オリーブ橋小脳萎縮症 (多系統萎縮症小脳型:MSA–C) により,数年の経過でふらつき,歩行障害,構音障害が徐々に進行した.MRIでは小脳と脳幹の萎縮が目立つ.よく見るとT2強調画像で橋に特徴的な横走線維の変性 (十字サイン) も認める.診察上は小脳性運動失調が明らかであった.
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