ⓔ図18-6-5 Huntington病患者の画像検査
A~C:伸長CAGリピート45回の同一患者.A:31歳時のMRI,B:41歳時のMRI.C:同時期の
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Tc ECD SPECT.31歳時は無症候,41歳は発症初期.MRIでは若干の尾状核の萎縮が認められる.SPECTでは,両側の前頭葉から側頭葉の軽ないし中等度の集積低下と,右側優位に両側線条体 (尾状核および被殻) の軽ないし中等度の集積低下が認められる.
D, E:経過約10年,伸長CAGリピート40回,55歳の患者のMRI.D:水平断,E:冠状断.顕著な線条体 (特に尾状核) と大脳皮質の萎縮,脳室 (第3脳室,側脳室) の拡大が認められる.
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