ⓔ図8-13-1 心筋症診療ガイドライン (2018年改訂版) における心筋症の定義と分類 (日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン:心筋症診療ガイドライン (2018年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2018_tsutsui_kitaoka.pdf)
心筋症は,心室の形態および機能異常を特徴とする.各病型で病因はさまざまであるが,いずれの病型でも遺伝子変異が重要な原因であり,家族歴 (遺伝子変異) の存在には十分注意を払う.形態や機能的に近似する二次性心筋症の鑑別を十分行った後,特発性 (原発性) 心筋症と診断する.
円の重なりは一部重複した病態を示す.破線内は,特定心筋疾患に該当する.4つの基本病態に分類できない心筋症を分類不能心筋症 (unclassified cardiomyopathe) とする.
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